SGP2019Rd1 プレビュー

今年は50位くらいになりたいな

(この記事はコンテストの前に作成しています。早解きコンテストに参加するとき、どういうことを考えているか、参考になるかもしれない・・・?)

 

 

シリーズ通しての戦略

個人的な過去の出来など鑑みて、今年の戦略は「中配点variantをサクサク取る」でいきます (まあ毎年の事なんですが)。

classicよりもvariantの方が明らかに効率がいい。また低配点 (30点台) や高配点 (60点以上) は難易度のブレがあって効率が安定しない。よって中配点 (40-50点台) を効率よく取るのがよさそう。

またvariantの中でも得意・不得意があるのでそれも問題選択に反映する。自分の場合

得意:odd/even, math

普通:inequality, irregular, extra region

不得意:consective, iff

といった感じ。classicは得意と不得意の間くらいなので、そのあたりを取る問題のボーダーラインとする、といった感じか。

 

問題リスト

01 Classic 19

02 Classic 21

03 Classic 32

04 Classic 14

05 Classic 24

06 Classic 30

07 Non-Cons. 32

08 Renban 41

09 Battenburg 46

10 Cons. Chain 40

11 Mathrax 58

12 Killer 62

13 Max Ascending 49

14 Big-Small Japasum 51

15 Overlapping Irreg. 81

 

今年も90分600点で、初回は15問と多め。しかし81点のOverlapping Irregularなど、難易度のバランスはよさそうです。

全部取れる人は前からやっても問題なさそうですが、全部は厳しいという人は今年も作戦をうまく立てることが求められそうです。

各問題の詳細

・1-6 Classic

今回は6問で合計140点。問題数多めの代わりに点数は抑え目の模様。

去年までの傾向では、30点までは軽い予約でさばけてしまうものがほとんどな印象。

苦手なnaked singleは仕込まれている可能性あり。

僕はどうしてもClassicの効率が上がらないので、印刷の関係で取る1or2以外は捨てることにしそうです。

・7 Non-Consective

FedでおなじみNon-Cons.です。様々な手筋があり個々の対処が難しい。配点は低いですが、その分効率が出なさそう。パスかなぁ。

ちなみに最近のおススメ手筋は隣接マスを利用したnaked singleです。

(たとえば1,4,8に隣接したマスは6しか入らないとか、通常のnakedと合わせると凶悪)

・8 Renban

ジャンル分けが難しいパズル。Extra Region系かなぁ。

領域に入る数字のセットを確定させるのが初手か。たまに9マスですでに分かってるのもあるけどね。

その上で埋めていくことになりそうです。Classicに近いといえば近い、Irregularっぽくもある。40点と手ごろなので出来れば取りたいがどうか。

・9 Battenburg

偶奇の市松が全表出なことに注意。偶奇系は一度に扱う数字が減るので好き。でも全表出は嫌い。どうしようかな。46点だし取りたいけどなぁ。

・10 Consective Chains

領域は四角とは限らないですがまあ四角想定でいいかな。四角の中はにょろにょろナンバー的にきまりそう。偶奇の議論もできそうです。Extra Regionとしての議論もできるかもですが、それ以前ににょろにょろ条件が強くて意味のないものになるかも。Renbanより取りやすかったらいいなぁ。

 ・11 Mathrax

分かりやすいヒントを活用したい。偶奇の情報も強かったりする。しかしまあMath系の中では結構難敵なのでどうするか。58点というプレッシャー。

・12 Killer

これもMath系。全表出系もあるし、上限下限の制約系もあるし、読めない。過去の問題でいうと62点はまだマシなほうか?それともめんどくさい系か?

・13 Max Ascending

苦手な不等式系。ヒントの方が小さくて、そこから増えていく方向というのを忘れない。とにかくヒントの与え方が特殊なので、49点だしあんまり触りたくないなぁ。ちょっと研究してもいいかも。

・14 Big-Small Japanese Sums

初めて見たルール。上下の使用数字の制限により、和の組み合わせは分かりやすそう。ただし初手が分かりづらくなる印象。一度進んだらsmallを少し色付きにしておくとわかりやすいと思われる。51点は、ルール理解込みだとそんなに難しくないような予感。簡単めだといいなぁ。

・15 Overlapping Irregular

単純に盤面がでかいのでどうするか。通常のIrregularっぽい議論に加え、Overlapping特有の「裏側に数字が入る」を使うこともあるかも。81点は取るか微妙なライン。中盤に判断する感じになるかな。

 

チャートを組もう

まずは目標設定が大事。50位を目指すとなると毎回400から450点が必要、しかし去年の感じだと調子Maxで450なので、目標は400点としておく。なので分速4.5点を目指したい。(450点を取るなら分速5点)

まず印刷中に1or2。点数の多い2かな。5分で処理したい。

次に比較的取りやすそうなvariantを触りたい。今回触りやすそうなのは8,9,10,11,12,14.これで298点。プラスで15番を取ると、なんとちょうど400点!これだ!

 

とは言ったものの、やっぱり不安。特に計算系は全消しなどで効率が吹き飛びがちなので、2→14→10→9→8と取ったところで15番を挟むという作戦はどうか。

上の5問で199点。なのでここで40分で行けると順調、45分だと微妙。ここがチェックポイントか。

そのへんを勘案して、

最初 2→14→10→9→8 と触って、40分で倒せたら15番へ、その後時間を見て11,12を触りに行く方針。一方45分かかるようなら11,12を取って、そのあと残ったclassicを回収していく方針で。これでどうか。

 

あとは13の練習をしておいて、最後滑り込みで取りに行くプランもあり。450まで到達しに行くには2,14,10,9,8,15,11,12に加えて13まで取りに行く必要がありそう。なかなか大変だなぁ。

classicの順番については、残ってる時間を見て決めますか。10分くらいなら30点台を触り、5分くらいなら低い点を取る方向で。3分くらいなら見直しをすることにしましょう。