わりと順調でしたが・・・
449点。65位 (国内9位)。450点近く取れてうれしいなどと思っていたが、やや簡単だった模様。なんだかなぁ。
経過
(問題番号と得点、累積時間と累積得点、得点/分)
02 21 0:03:45 021 5.600
09 46 0:09:55 067 7.459
10 40 0:15:20 107 7.385
14 51 0:20:35 158 9.714
08 41 0:28:40 199 5.072
11 58 0:42:45 257 4.118
12 62 0:55:15 319 4.960
15 81 1:18:10 400 3.535
13 49 1:26:20 449 6.000
4x 00 1:30:30 449 0.000
序盤はほぼチャート通り進む。2が終わった時点で14がまだ刷り終わっておらず9と10を先に回したが、それ以外は順調そのもの。
8のRenbanを終了時に40分を想定していたが、実際は30分経っておらず、計算系の2問 (11,12) を15より先に回収できると判断。実際はやや苦戦したが35分残しで15に突入できた。
15は下盤面の処理ミスで一度大きく消したが、おおむね落ち着いて解けた。23分かかったのは確実に解くことを最優先したためだが、もう少しスピードを上げられたらよかったのかもしれない。ミスももったいない。
この時点で400点を確保しのこり12分。まだいけると13を食いにいったがこれがうまく取れた。全表出じゃなかったのも取る大きな要因だった (全表出だと目線が混乱しがちで苦手なため)。これが終わった時点で、残り3分40秒。微妙な時間。
449点なら御の字と思ったため、ここでアンサーキーの見直しを1分はさんでから最低配点の4番へ。大体埋まるが2択を残してあと25秒。決め打ちで送信するも、見事に外す。しゃーない。それより、どーせ加点が無理なら2マス誤答などの詳細な見直しをしてもよかったかもしれない。
効率
(番号と得点、時間と得点/分)
Top3
14 51 05:15 9.714
09 46 06:10 7.459
10 40 05:25 7.385
Worst3
15 81 22:55 3.535
11 58 14:05 4.118
12 62 12:30 4.960
前半に取ったVariant3つが高効率Top3。問題選択が良かった。Finishペースも超えていてうれしい。14はbig/smallに、9はodd/evenに分けて議論する、というのが解きやすかったポイントみたい。要は数字9種類は多すぎるという話で、今後も偶奇系はポイントゲッターになりそう。
10のcons.chainsは、竹谷さんが挙げていた例題が全然解けず、直前まで取るか悩んでいたが、実際に触るとそんなに重くなくて助かった。
一方低効率は高配点の上から3つだった。後半の疲れと重たい議論 (加えて丁寧めに解きに行く傾向) により、高配点はなかなか効率が出ず難しい。少し難易度的に点数を丸められているような気もする。とはいえ高配点も取っていかないと点数が伸びないため、今後このような高配点でいかに効率を上げるか、時間をセーブするかがカギになりそう。今後、60点前後からそれ以上の問題は、1分あたり5点の効率を目指していきたい。今回の難易度だと1分あたり6点の効率が欲しいかも。
各問題の感想
詳細にやると大変なので手短に。気になったところだけ。
・8 Renban
r3で連番領域に何が入るか (124/579と分ける) という議論は初めてやった気がする。
領域に何が入るかをチェックしていくパズルだけど、領域が多いほど見る場所が多くなって効率が下がる。今回はなんとか上の仕掛けに気付けて5点/分を死守できた。
Renbanに限らず、定番Variantは得点が低く見積もられがちな気がする (慣れてる人が多いだろうから当然ではあるが)。今後も、今回7のNon-Cons.を飛ばしたように、飛ばして時間調整に使う方針でいいと思う。よっぽどダメなvariantが他に来たら話は別だけど。。。
・9と14
上で言った通りodd/evenやbig/smallに分けるパズルだが、片方を薄く塗ってしまうと見やすくてよさそう。実際今回evenとsmallを塗ってみたが視認性がすごくよかった。今後も使おうかな。
なお2種類に分けることだけを意識していると詰まるので注意。進捗が無くなってきたら普通に数独をすることも忘れないこと。
・13 Max Ascending
結局ほぼ無対策で凸ったけど、事前に竹谷さんの書いてた過去問をやっててよかった。長い不等号で候補を絞るのはThermoなんかも同じで、最近になって結構得意ということが判明したので、今後も狙っていっていいかも。しかし全表出、お前はだめだ。
(やっぱり自分の場合、基本はヒントが少なくて目線が混乱しないものを優先して取るべきでしょうね。)
・11 Mathrax と 12 Killer
Mathraxは過去問を解いて「時間はかかるけど取れる」と判明したので、一応取りにいった。効率4点/分では少しつらい。さっきの話で言うと情報量が多く目線を動かされるのが大変みたい。精進あるのみ。
理詰めとしては、r3c4=6の決まり方が綺麗でしたね。今回の問題の中で一番好きかも。
Killerは全表出系で焦ったけどなんとかさばけた。真っ先にr5c9=5を確定させに行って、タイムロスかもなと思っていたけど、R5とかで使いそうだったのでむしろ良かったかも。数字の細かい組合せを決めるのに手間取った印象。このへんも計算のセンスな気がする。。。精進あるのみ。
ところで、r5c9を確定させるのに1の位だけ見ればいいということに後で気付きました。なんで今まで気付かなかったのか。。。 2マス残りの場合は使えなさそうだけど。
・15 Overlapping Irregular
今回の盤面だとOverlapしている9マスに1-9がくることが分かるけど、一般にはどうなんだろう。インストのような形なら反例があってもおかしくなさそうだった (インストでは1-9がちゃんと出てました)。
・・・とか考えて放棄していたが、実際にこれは成り立ちます。ブロック17個で2盤面なので当たり前だった。。。なんですぐに気付かなかったのかなぁ。
IrregularとかOverlapの特有の手筋はあっても、基本はシンプルな数独力で埋めていくことになるため、効率をよくするにはもっと数独力を上げましょうという話だった。Irregular盤面でのhidden single/locked candidateは普段より見えづらいので、もっと強い探索力が必要か。強くなりたい。。。
・2 Classic
14マス残しでした。Uniqueness is God.
解き残した問題たち
4番はあと1分あれば取れたかも。見直し余計だったかなぁ。。。
以下残った問題の解き直しタイム。
(問題番号、得点、時間、得点/分)
01 19 04:50 3.931
03 32 03:15 9.846
05 24 04:20 5.538
06 30 04:15 7.059
07 32 04:55 6.508
まずもって波が激しすぎる。1はゴミみたいなスピードなのに、3はありえない効率だし、どれを取ればいいのかがさっぱり分からん。
正直30点以下ならあんまり差がないような気がする。ならば明らかな低配点は捨て、25から30点のものをお祈りしながらやる方がいいと思われる。
低配点variant (30点程度) の扱いも難しい。今回は早く解けたけどたまに詰まる時もある。
今回のように取りたいvariantを取りきったあとの問題選択はいつも難しい。ただし、classicがその日の調子に左右される一方、variantは調子によらず安定しがちではある。残り時間と調子と好みに応じて切り替えればいいと思う。他のvariantの数字埋めのスピードとかを鑑みるとよさそう。本当は問題選択の判断基準を明確に決めておきたいけど、どうすればいいのやら。
まとめと今後の対策
今回特筆すべきはミスが少なかったこと。15で半分消したくらいで、後はほとんどミスなしで進められた。これが一番よかった。
点数的に伸びたので喜んでいたが、周りの感じを見ると今回やや簡単だったことが伺える。理詰めで困った場所あんまりなかったし、自分でも120分あればFinishできたのでまあそうか。去年までの360点くらいのテンションかなぁ。今後もこの難易度で行くのかしら。
出題ジャンルは割と得意な方だったと思う。序盤の調子からすれば、もう少し点数を伸ばせられた気もするが、後半ダレたのは今後の課題。課題をまとめると
・高配点 (60点以上) をスピーディーに抜ける。目標5点/分 (今回の難易度なら5.5点/分) 。
・後半のスタミナ問題。90分集中力を維持する。
・埋め間違いで全消しするなどのミスをなくす。
あたりか。あとは
・ヒントの多い問題を素早く処理する
というのもある。というか、現状早く解こうとする際にたくさんの情報を処理できなかったり、目線が混乱したりするので、そういった類の脳トレとかをするべきな気がしている (ふつうに数独をたくさん解くのでも十分トレーニングになりそうだけど)。間違い探しとかを鍛えてもいいかもしれん。
今回のが今年の最高成績にならないよう頑張らねば。現場からは以上です。