PGP2019Rd1 感想戦

最初20分獲得ポイント0でしたが

 

575点(16/15)で17位(国内7位)。4,5,7,8,13残しでmax612点。11が誤答で-35。600を逃したのが痛いけど、まだましな方?

時間経過

チャート通り逆順でスタート。

21のGalaxies(Tetro)はとっかかりが見えるもうまく引けず全消しを2回。10分ほど経っていったん保留を選択。19,20 Galaxiesを触るがこれも手がかりは見えたがその先でハタンし全消しをくり返す。

この時点で15分経過。さすがにまずいと思いながら16,17Yajilinへ。Yajilinもいい理詰めが見えず細かく仮定してなんとか解き切る。18 Yajilin(Ship) は見た目厳しそうだったけど、議論が進みそうなところが限られていたため一本道で進み解き切れる。この時点でアンサーキーを入力して32分経過。

残していた19 Galaxiesへ、ここで議論の抜け (ブロックを大きく迂回させる) に気付き、気付いてからすんなり進んで解ける。20の方も同じような迂回で突破、さらに21も似たような仕掛け。序盤の試行錯誤で大体のケースを無くせていたのが効いた。一気に3問連取。

この時点で43分経過 (残り47分)。想定ペースまで復活したので落ち着いてチョコを食べながら9 Product(±1)へ。サイズが大きいことを想定していたが意外と小さくて安心する。時間のゆとりができたので細かくパターンを試すことができた。理詰めの道もちゃんと発見できて、15分ほどで解ける。

残り32分(58分経過)。序盤とは違い調子が出てきていたので、12 Tapa(LITS)を取るルートに。取っ掛かりがすぐに見えたおかげで3分ほどで下半分が埋まり、上半分はやや苦戦しながらも埋め切れる。次に10,11 Tapaへ。11 Tapaは左上で引きに行ったのがうまくいき、10 Tapaも順調に埋まる。

残り19分。14,15 Pentopiaを取りに行くが14で議論見落としにより2全消し。5分ほど失う。しょうがなく15を先に取り、戻ってきて見落としに気付いて14も取れる。もったいない。

残り8分。やれる問題が減ってくる。本番では1,2 simple loop→6 shikaku(±1)→3 skyscrapersと取ったが、選択は微妙だったか。4 Skyscrapers, 8 Products(±1), 13 Snake(Myopia)を先に取っても良かった。

ここで残り2分。結構得点を稼げたので、ここでアンサーキー見直しへ。高配点のみ2分かけて行う。アンサーキーミスはなかったが、序盤から中盤はかなり焦ってたし高配点なので、こうなった以上悪くない選択だったと思う。Tapaまで見直しできていればよかったなぁ。。。(アンサーキーのみの見直しなので気付けたかは微妙だけどね)

 

反省会

チャートの組み方は結果的に良かったが、序盤Galaxiesで何も進まなかったのは良くなかった。Yajilinを解いている最中は400点くらいも覚悟していた。けれど、きちんと手を動かしていた (試行錯誤をしていた) おかげでなんとかYajilin,Galaxiesの6問を45分以内に解き切ることができた。手を動かすのは大事。なお、後ろから解く作戦はもう一度見直した方がいいかも。あと、ちゃんと理詰めで解き直ししておこう。

前半の進み具合から理詰めを放棄して手を動かして進むよりにシフトしたけど、今回はそれがうまくいったと思う。特に11Tapaなど(誤答したけどな!)。確かにガンガン引けるようになった方が速いなぁと実感。今後も引きよりにするか、理詰め寄りにするか、どうしようかな。

終盤アドリブで取りに行くところは毎回課題。マジでなんかガイドラインを作るべきな気がする。みなさんどうされてますか。めっちゃ強くなってFinishできるようになるのが一番だけどそうもいかないし。今後もチャンピオン対策で問題数増えるかもだし、ちょっと考えときましょう。分かりやすい対策としては点数と想定タイムを決めておくとかだけど、想定タイムは調子に左右されるので設定しづらいよなぁ。

今回終盤で良かったのは、解く強度が後半も維持できたこと。やっぱり糖分補給は大事。ただ2全消しはいただけない。差し引き25点くらいは損してると思う。

 

各問題の振り返り

...をしたいところだが、長くなったので別記事に。全体的な振り返りだけ。

90分のコンテストとしてかなりいい内容・難易度・セットだったように思う。さすがインド。解いてて満足感が強かったです。残した問題も高水準でした。

実戦ではかなり手を動かすよりの解き方をしたけれど、本来はかなり理詰めの道も用意されていたと思う。今後に活かせそうです。

分量は多めだったけど、今後もこれくらいの方がうれしい。解く問題の選択やチャート作成などの事前準備で上位との差を詰めやすくなるし、逆に分量が少なくてFinishゲーになると、素で実力差を見せつけられタイムボーナスで一気に離されてしまう。思えば去年600overだったRd7もこんな感じだった。これからも頼みます。

今日の誤答

11 Tapa、11bの答えが1151だったのに2151と入力、見たらその列のヒントの13の周りが23になってました。つまりは最後の最後で2マス誤答。かなしいね。

今年のPGPの誤答の合計を取るゲームを勝手に開催します。現在35点。200点以下にはしたいけど、幸先は悪い。

次へ向けて

去年の反省のひとつに「突き抜けていい回がないため、点数カットで損をする」というのがあった。去年は成績が安定していて、Rd7まで (辞退込みで) プレーオフ圏内にいたが、Rd8で逆転を食らって5ランクダウンした。なので今年は突き抜けた回、具体的には600点越えの回を増やしたい。そのために、割と攻めた行動をする必要も出てきそう。今回は600越えならずも、かなりいい練習になった。今後も攻め攻めでいきます。

.......

真面目か!