長くなりそうなので分割。あの頃を思い出せ!
基本戦略
初回なのでやや様子見。最近の個人的なPの調子を考えて、目標は600点とします。
Sの方では取るべきジャンルが明確に決まっていますが、Pの方では得意不得意があんまりありません。しいて言うならLoop/PathとDivisionが得意め、Number PlacementとObject Placementが苦手め、といった感じでしょうか。しかしそこまで大差は無いです。したがって、ジャンルよりも点数の条件を優先するべきでしょう。
また今回は問題数もそこそこあるため、どのの問題を取るべきかなど、問題を解く以外のことをあまり考えたくありません。LMIや去年の問題数が多かったラウンドのように「ガンガンいこうぜ (=とにかく戦略など何も考えずに取れる問題を取る)」を基本方針としたいです。
一方で、今回は配点の高いも数多く配置されており、単純にガンガンいこうぜをやると後半高配点ばかり残って詰む、問題数は解いたが点数が低い、といった事態に陥りかねません。よってどれを取ってどれを捨てるかの選択をあらかじめ決めておくのがよいでしょう。
分野と点数による分別
上の観点から、出題パズルを改めてジャンル分けします。点数的に低配点・中配点・高配点で分けてみましょう。
超低配点(-10)
01. Simple Loop 4 Loop
02. Simple Loop 7 Loop
03. Skyscrapers 8 NP(=Number Placement)
低配点(-25)
04. Skyscrapers 18 NP
06. Shikaku (Off-by-One) 18 Divison
07. Shikaku (Off-by-One) 20 Division
10. Tapa 17 Shading
13. Snake (Myopia) 13 Path
中配点(-50)
08. Products (Off-by-One) 31 Casual(Math)
11. Tapa 37 Shading
14. Pentominoes (Myopia) 34 OP(=Object Placement)
15. Pentominoes (Myopia) 27 OP
16. Yajilin 31 Loop
17. Yajilin 47 Loop
19. Spiral Galaxies 44 Division
20. Spiral Galaxies 46 Division
高配点(-75)
05. Skyscrapers (Encoded) 70 NP
12. Tapa (LITS) 67 OP/Shading
18. Yajilin (Battleships) 51 Loop/OP
超高配点(76-)
09. Products (Off-by-One) 95 Casual(Math)
21. Spiral Galaxies (Tetrominoes) 79 Division/OP
点数はやや恣意的ですがこんなかんじでしょうか。高配点(50+)なvariant5問をいかに処理するかにかかっているでしょう。これらだけで360点もあるのは脅威です。
作戦
超高配点の2問を取りに行くことにします。理由として大きいのは
・そこまで苦手ジャンルではないこと(NPなら捨ても考えた)
・この辺を取っていかないと、取る問題の選択肢が狭まること
あたりです。2問とも捨てると590点満点になり、もう目標に届きません。1問捨てても残り捨てられるのが80点余りで厳しくなります。
加えて中配点を取りまくることにします。低配点は時間調節でのみ触る、1分でも無駄にしないべきです。18はほぼ中配点なので取りますが、05と12は調子をみて判断します。
それをもとにした作戦は次の通り:
まず開始してから逆順印刷をする。
21→19,20→16,17,18。なおしんどそうならいったんパスもあり。ここまでで全部取れれば約300点。45分ぐらい残っているのが望ましい。
ここで問題のへ突撃。これが取れると約400点で、このあたりで30分あるとOK。
のこりは中配点をかき集める。時間が無ければ14,15→10,11→8→6,7などと取る。時間が残っていれば (飛ばしているケースもあり) 5,12に凸る。その場合最後は残り時間を気にしながら集める。
これでどうだろう。理想は21,19,20,16,17,18,9(ここまで393点)に14,15,10,11,12(!)を取って575点、それに6,1,2などを取れたら600突破となる。何問か飛ばしても450-500くらいは確保できるので、その時は低配点を漁って500-550まで伸ばすことも可能。これでどうだろう。
更に細かく時間を割って見ていく。
・序盤
今回だと16-21まで。序盤の出来で方針が変わってくる。今回のパズルはどれも、すぐ解けると速そうだがハマると死にそう。やや賭けにはなると思うが、賭けに勝つとかなりの時間を残せそう。序盤はまだ疲労感も少なく、ブーストも期待できる。直近に海外産の天体ショーとヤジリンを触るなり、手筋のチェックをするなりしておこう。
・中盤
9からの話。この辺は残り時間も意識し始める。50分残りで差し掛かるのが理想。9を捨てることもありうるが、他に目立っていいジャンルもないしここは取っておきたい。あの頃を思い出せ!
・終盤
25分前あたりから。今回だと5or12を取った後などのお話。終盤はどうしても取る問題がアドリブになる。時間状況と点数に応じて、取れそうな問題を取ること。どれが効率がいいかを決めておきたいけど、時間があんまり取れませんでした。。。
以上。うまくいくといいな。