SGP2019Rd2 プレビュー

おもたいわぁ

 

問題リスト

01 Classic  16

02 Classic  25

03 Classic  22

04 Classic  24

05 Classic  47

06 Diagonal  33

07 Irregular  43

08 Extra Regions  51

09 Quad Sums  45

10 Prime Sums  62

11 Divisible by Three  40

12 Sum or Product Killer  109

13 Braille  83

問題数が13問と少なめ、代わりに109点のSum or Product Killerと83点のBrailleが構える構成になっています。そのほかのvariantは普段通りな感じでしょうか。

variantのジャンルとしてはextra regions/irregular とMath (Sum) に偏った構成。どちらも時間がかかるジャンルなので苦戦は必至か?

各問題の詳細

1-5 Classic 16+25+22+24+47

合計134点 (残りvariantが466点)。47点は重いのでしんどい予約とかを使うのかな。

 

6 Diagonal  33

定番の対角線。配点低めなので、単純に見る場所が増えただけでclassic感が強いものが出そう。

7 Irregular  43

こちらも定番の幾何学ナンプレ。配点はそこそこ。

8 Extra Regions  51

定番の中ではあんまり出てなかったExtra Regions (Windokuとか特殊なのは出てたけど)。配点は高め。Extraならではの議論をもりもり使う展開になるといいな。

 

9 Quad Sums  45

ここからSumなvariantたち。ドットの周りで最大のものが他3つの和になります。あんまり使いやすい条件じゃないような。「縦に3つ並ぶと10+15以上17+9以下になる」とか思いついたけど45点では出ないか。「4/5,5/6,6/7,7/8は同時に現れない」とか謎な手筋しか思いつかない。全表出じゃないよ。

10 Prime Sums  62

これは全表出。ありうる和は3,5,7,11,13,17と多め。奇数かつ9,15でないと覚えるとよさそう。和が偶数にならないのは大きなヒントなので (i.e. 表出があれば必ず偶奇が入れ替わる)、偶奇を使う展開になればおいしいが、偶数だけ奇数だけでは確定しないので普段よりは大変そう。

4マスで3つに表出があれば (consectiveで3差になるアレ)、和が9or15になるとかもある。表出のない偶奇偶、奇偶奇が同じHouseにあったら和は9と15に確定するため、前者だと278確定 (!)、後者でも369, 187の二択になる(4,5が出ない!)。なのでボックスの中で表出が少なかったら意外と条件が強かったりする。手筋の宝庫。とにかく覚えておくべきは「偶奇が表出なしで隣り合うところが和9or15」、これに尽きるかな。

62点なのでどんなこともあり得る。覚悟して臨もう。例題がかなりいい練習になると思います。

11 Divisible by Three  40

Math系と思いきや実は3色のshadingになりそうなルール。mod 3で見た時の塗り分けの様子がかなり限定的です(めんどいので詳しくは述べません、分かりやすしいいよね)。去年の大中小ナンプレとかと似た感じになるでしょう。40点なのでサクッと処理したい。例題で左側の決まり方がちょっと面白いので要チェック。

 

12 Sum or Product Killer  109

今回の目玉その1。ルール自体はおとなしめ (めんどくさそうだけど)、でも配点が爆発しています。100点越えなんてアリなのか。。。

ケージの中には掛け算か足し算をした値が書かれていて、同じ数字の繰り返しもありなことに注意。この点数なのでおそらくヤバい手筋が隠されているのでしょう。すぐに見て分からなかったらパスするのが無難でしょう。

13 Braille  83

今回の目玉その2。上を捨ててもこいつが控えている。普段ならラスボス級の83点。

名前の通り点字の数字がモチーフ。Roman Sudoku (って名前だったっけ?) のように、点字の一部が与えられています。それこそローマ数字バージョンをやっておくと練習になりそうだけど、点字の配置が独特すぎて困る。「どのヒントがあれば何の数字がくるか」を事前に検証しておくとよさそう。基本はそれで予約を行う形になるでしょう。見づらさも込みの配点な感じもするので、使う手筋自体はひどくならなさそうですが、とにかく見えづらい。

点字の配置は左上を使うものが2^3=8通りすべて出てきて、使わないものが9(右上・左下)、という構成。なので右上を使う2点は4個予約、他の2点は2,3個予約になります。例題は人を舐めたつくりだけど()、本番はヤバい感じになりそう。

 

作戦

いつもどおり中配点回収作戦の予定ですが、今回は6-11で283点しかないのに加え、どれも癖があるのでどうするか。6-8も別に得意ではないから困る。6-11から4問くらいとって、そこで12,13に突入するルートがいいかなぁ。

12と13を両方取って400点を超える未来が見えないので (時間制約的に)、1, 6-11, 12で408か、1, 6-11, 13+classicで400近くか、そういう取り方になるでしょう。一番ダメなのは高配点にハマって時間を浪費すること。見切ってclassicを取りに行く選択も必要かもしれません。詳しいチャートは直前の調子を見て組むことにします。